What’s up?

日々がたとえ繰り返しだとしても、僕はそれを愛しているんだ。

『福岡ドーム』

余談から入るけど。
「ヤフオクドーム」って、なんか呼びたくない。

買って(もらって)よかった。。。

いや。
全部です。
持ってるの全部イイ。
(そしてまだ持ってないのもきっとイイ。)

なんだけど。

引退の年の9月、「全部は買いません、1枚しか買いません」との宣告を受けて。
ネットの解説とか口コミとかを薄っすら調べて(モノグサ)、結局は、初めからジャケ写で気に入っていた『名古屋ドーム』に決めて。

しかも、その年と翌年(一昨年と昨年)は『Finally』自体あまり観ずに、他のコンサートばっかり観ていて。

今年、年明け。
あわやWW3みたいな出来事が起り、続く翌月から現在(確実に未来)にまで至るCOVID-19禍。

もう「それでもDoItまでしか観れないんだよなあ。」とか言ってられない、最後の、本っ当に有終の美を飾った彼女の最高の晴れ舞台、目に焼き付くまで観よう、と。

そして5月。
もうそれが運命のように『5月東京』を手に入れ。
名古屋 → 東京ファイナル という繰り返しに、この『5月東京』が加わった事で『Finally』に物語が生まれた。

kugatsusuiyou.hateblo.jp

そこへ、更に加わる『福岡ドーム』

実は、僕の「購入前薄っすら調べ」では割と不人気だったので、あまり期待はせずに、観た事のないなみーが観られればそれでいい、くらいに思っていた。

ここから追記

その「あまり期待はせずに」は、結果、思いきり裏切られる。
勿論、良い方に。

冒頭Heroからハイシー、ん、他の3公演(名古屋、5月東京、ファイナル)よりちょっと声の出が悪い?と思いながら観ていると。

続くドゥミモ、Mintで、数回、口元に微笑み。
この曲調のときにそんな表情するんや///と、心臓を撃ち抜かれつつ。

ピンクのワンショルに着替えた2ndブロック。
鼓動のようにベビドンが始まって。

会場の遠くへ、近くへ、手を大きく振ったり、小さく振ったりしながら歌う彼女を観ていて、あ、これ「声の出が悪い」んじゃなく「感極まってるんだ」と思った。

って、それやこれが全くの僕の勘違いだとしても。
彼女はこのセカンドから、心身の調子がどんどん上がっていってるように思えた。

踊ってるときのふとした瞬間の表情や。
歌い終わりの照れたり燥いだりする仕草が、もう。

とてもとてもカワイイ。

淋しさも、きっと、あったかもしれないけど。
この時間を、自らのパフォーマンスを、すごく楽しんでいるように見えた。

なので。
楽しそう、幸せそう、という観点から。

4公演中、このコンサートがいちばん好き。

そして。
僕は何より、ライブの彼女がいつも、楽しく、幸せであって欲しいので。

『福岡』最高。

黄色衣装ブロックが可愛いゾ

僕は『Finally』のブロック、好きな順に「白フリンジ」「熟女」「ピンクワンショル」「ナポレオン」「ピンク黒」「黄色衣装」なんだけど。(アンコール、キャンユーはちょっと置いておく。)

『福岡』は黄色衣装ブロックマジオススメ。

めちゃめちゃ元気いっぱいで、声もよく出てるし、とにかく笑顔が多い!
とにかくすごくすごくカワイイ!!!

あと。
これは全公演共通で。

『a walk in the park』、1997年と2012年とのフリを揃えるところと。

終わりのほう、
♪エイウォーク で、左手に持ったマイクを客席に向けて、
♪インザパーク で、両手を広げてちょっと照れて笑う、

が。
死 ぬ ほ ど カ ワ イ イ 。

ので。
『ファイナル』はここを編集し直して『べスフィクツアー』のリマスター版(悲願)と一緒に配布するべき。

ハウドゥとメッセージ

そして『How do you feel now?』
これはもう4公演それぞれにカワイイ///

中でも、やっぱり、『福岡』が好きかなあ。
(『名古屋』の歌い終わりもめちゃくちゃカワイイんだけど。)

それと。
メッセージ。

福岡天神、すごかったもんね。

「こんな私に」って涙ぐむ彼女に、見る度にもらい泣きして。

「最後は、とびっきりの笑顔で」

みんなー、元気でねーー、バイバーーーイ

を、聴き終えたら。
いつも。

しばし放心。

長い深いお辞儀をして、投げキスをして、笑って手を振って。

何度も、何度も、消えてしまう。

その背中を。

泣かずに観れる日は、きっと、来るだろうけど。

その姿を見なくなる日は、きっと、ずっと来ない。

*21/07/16 加筆完了。