今夜もテレビの話題。
南野陽子がかなりイイ
低空飛行ながらなんとか視聴を続けているNHK大河『西郷どん』。
僕はそもそも日本史があまり好きではない中でも江戸からこの幕末明治辺りが特に好きじゃなくて。
(善悪正邪どの面にしろ「いまの日本」の大部分が作られた時代のような気がするから。)
なのでその辺りの有名人たちにも軒並み興味も好感も持てないんだけど、例外的に数人はそうでもない人物がいて、その中の一人が西郷隆盛。
だって、彼と言えばなんたって銅像になるほどの犬好き。
きっといい奴に違いない。
そんなこんなで観始めた『西郷どん』だけど。
まだ全体の4分の1も終わらないうちから殆ど惰性的”ながら観”になっていて。
何というか、脱落するほど面白くないわけではないけど夢中になるようなドラマでも別にない。
なので毎週8割がた「何かしながら倍速再生」状態になってたんだけど。
11日放送の『篤姫はどこへ』は久々に半分以上普通再生で座って観た。
というのも南野陽子が思いの外よくて。
コミカルな初登場シーンから篤姫や吉之助(西郷隆盛)との遣り取りなんかもテンポよく進み、役目はスパルタ教育係ではあるんだけど柔らかさと可愛らしさがあって。
ニュースで耳にした時には斉藤由貴の代役でナンノって厳しくない?って思ってたんだけど、すごいね。
(正直、初めて「芝居できてる」と思った。)
もちろん、斉藤由貴が演じたであろう斉藤由貴なりの幾島も、それはそれで絶対に良かったんだろうけど。
それもこれも人生。
ところで。
そのナンノ幾島のせいで猛烈にいまモスバーガーが食べたい。
月一レギュラー決定
こちらも11日放送の『緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦7』。
昨年1月の第1弾から早くも第7弾まできて更には4/22(日)から月一レギュラー決定で嬉しい。
これって本当に企画にお金をかけるだけの価値も電波に乗せるだけの意味もすごくあると思う。
きっと出演者たちのやりたい事をやってるだけなんだけど、実際それで助かる人もいれば参加して貴重な体験ができる人もいるし、その様子を観ている視聴者も楽しいし水棲生物たちの環境も良くなる。
まあ。
最後の部分に対しては「在来種」対「外来種」という一言では片付けられない問題を含んでいて観ていて色々考えさせられるんだけど。
で。
堂々巡りの3周目くらいに「人間が勝手だなんていまに始まった事じゃないし」という捨てゼリフに至ってうやむやに終わるんだけど。
この、圧倒的な無力感にもいつかは正面から向かい合ってみよう。
- 作者: アランバーディック,伊藤和子
- 出版社/メーカー: 武田ランダムハウスジャパン
- 発売日: 2009/09/25
- メディア: 単行本
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こういう本を読むとすぐにお腹が痛くなる筋金入りの軟弱者だけど。
それでも僕は「地球の様々な環境に対して影響を与える力を持った種」の一員だから、その責任と自身が存在する世界の事を常に考え、識る努力をしなければならない。