ブログを始めてからずっと封印していた、と言うよりも子供たちと暮らすようになってから殆どやっていなかった「Google Earthをただただ眺めながら好きな音楽を際限なく聴く」を夕方6時からたっぷりとやっていて。
今はこれを書いているテキストエディット画面の下のブラウザで艶(つや)やかな黒い宇宙空間を地球がゆっくりと廻っている。
言いたい奴には言わせておけ
- アーティスト: 小沢健二
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 1993/09/29
- メディア: CD
- 購入: 8人 クリック: 65回
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『犬は吠えるがキャラバンは進む』小沢健二 (1993年)
フリッパーズ・ギター解散から2年、確か車でFM802を聞いていた時だったかな?
『天気読み』が流れてきて。
すぐにCD屋に走った、僕のバブル時代。
というのは置いといて。
この1stと次に取り上げる2ndのアルバムのクオリティは本当に凄まじかった。
彼にしてはアダルティな印象の『昨日と今日』から始まり、ソロ1stシングル『天気読み』へ。
ここでテンポをガラッと変えた3曲目はポップで可愛い2rdシングル『暗闇から手を伸ばせ』。
4曲目はしっとりと聴かせるナンバー『地上の夜』。
(偶然にもGoogle Earthの「宇宙空間に浮かぶ地球」にこの歌がすごく嵌る。)
続く5曲目もバラード、こちらはピアノの音色と旋律が美しい『向日葵はゆれるまま』。
そして6曲目の『カウボーイ疾走』。
大好き。
いやもう、大好き。
長いながーい7曲目『天使たちのシーン』。
約13分半。
この出来栄えでなければ確実にスキップ。
ラストを飾るポップチューン『ローラースケート・パーク』。
これまた大好き。
以上8曲、小沢健二きっての名盤。
爆発する僕のアムール
- アーティスト: 小沢健二,スチャダラパー,服部隆之
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 1994/08/31
- メディア: CD
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『LIFE』小沢健二(1994年)
彼の才能や感覚がおそらく一番しなやかで素直で無限だった時期の輝かしい1枚。
まず始めは軽快なメロディーと類稀な作詞のセンスが溢れる4thシングル『愛し愛されて生きるのさ』から、その才能や個性が遺憾なく発揮された5thシングル『ラブリー』へ。
勢いそのままトロピカル調に浮かれた『東京恋愛専科・または恋は言ってみりゃボディー・ブロー』を軽く喰らったら。
4曲目。
名バラード『いちょう並木のセレナーデ』。
僕の「best song of 小沢健二」。
そして5曲目は『ドアをノックするのは誰だ?』。
それを全面に出せる人はきっと限られているけれど、恋をしている心はいつも「爆発する僕のアムール」。
ここからスチャダラパーとの大ヒット曲のバージョン違い(僕は断然このNice Vocal派)で実は3rdシングルだった『今夜はブギー・バック(Nice Vocal)』、そのナチュラルさが逆に浮いている『ぼくらが旅に出る理由』(けれどこれも佳曲)。
8曲目はこれまた当時の”彼自身”全開の『おやすみなさい、仔猫ちゃん!』。
もちろん、嫌いじゃない。
ラストはオルゴールアレンジの『いちょう並木のセレナーデ(Reprise)』で締め。
ここからのシングルも怒濤
ここからあと3年はまだまだ豊作だからね。
それはまた、別の機会に。