What’s up?

日々がたとえ繰り返しだとしても、僕はそれを愛しているんだ。

カッコイイとはこういうことさ

諸事情あって飛ばした階段を、ひとまず二段目まで戻る。

『A LONG VACATION』大滝詠一(1981年)。
一曲を散々迷って、だけど大滝詠一は、まあ、ジャケットも含めたアルバム丸ごとが出会いだな、と。

 

A LONG VACATION 30th Edition

A LONG VACATION 30th Edition

 

 

ファミコンとキツネ目の男とロサンゼルスオリンピックの年、町にレンタルレコード店ができた。
当時、中学生以上しか作れなかった会員証を、兄弟姉妹の生徒手帳を借りて作ったり、なんなら会員証そのものを借りたりして、出来たばかりのレコード店に子供達が大挙して押しかけた。

月々の小遣いや年に一度のお年玉の中から、吟味して、相談して、厳選して買っていたレコードを、遥かに安い金額で聴くことが出来る。失敗も、冒険も、思いのまま。僕は生まれて初めて「ジャケ買い」ならぬ「ジャケ借り」をした。

イラストも、ロゴも、死ぬほどカッコイイ。
これで中の音がダサイなんてこと、あるはずがない。

予想は、予想以上で、僕はしばらくこのアルバムばかり聴いていた。
楽曲はもちろん、その編曲も、それぞれに印象的な楽器の音色も、短い小説のような詞も、雰囲気たっぷりなボーカルにも、すべてに興奮した。

それにプラスして、永井博のステッカーを見かける度に買い漁った。特に、プールじゃなくて海で、夜景か夕景なら、必ず買った。

 

Time goes by...永井博作品集

Time goes by...永井博作品集

 

 

ところで、僕のペンネームは『September』(Earth,Wind & Fire)と『雨のウェンズデイ』からだったりする。

 

Greatest Hits

Greatest Hits

 

 

Do you remember?