年も越えてずいぶん気温の低い日も増えて、ここ最近の寒波でやっと「かつてない低温さ」が似合いそうな夜が増えてきた。
『こっぱみじかい恋』KAN(1992年)。
調べたら、偶然26年前の今日が発売日だった。
そして。
この歌を初めて聴いた場所も、横顔も、覚えている。
この歌を一年後には
こんな気持ちで聴くと
それから冬になる度に
同じ気持ちで聴くと
もう分かっていた
どんなに抱きしめられても
この手の予感は
外れたことがないんだ
運命は感じた方が
きっと振られるフラグ
またはいつまでも続く
片想いのフラグ
もう分かっていた
おもちゃの指輪をあげても
部屋の合鍵をくれても
もう分かっていた
どんなに抱きしめられても
この手の予感は
外れたことがないんだ
紺色のマフラーを
借りたのは僕だったけれど
いろんなアルバムで聴けるなか、僕はこのアルバムが一番好き。
あ。
パートナーに出会ってからはずっと「この手の予感」は外れっぱなし。