このシリーズが何処まで続くのかは契約しているケーブル会社次第。
続く4作もなかなかの見応え。
『アラバマ物語』(1962年/アメリカ)。
人種問題を軸にした「正義」についての物語。
「悪法もまた法」なのか「法律よりも人道」なのか、それは誰が決めるのか。
殺してはいけないのは本当にモッキンバードだけなのか。
『心の旅路』(1942年/アメリカ)。
かなり長い間の記憶が無くなってるのに「何も覚えていないんだ、ははは」って、気楽か。
周辺人物がみんな善人でよかったな、あんた。
それでもラストに向かう展開はドラマチック&ロマンチック。
『我が家の楽園』(1938年/アメリカ)。
ここまでの「名画劇場」13本中でこれが一番好き。
問題提起もユーモアも現実もファンタジーも映画には同じくらい必要。
そして映画に必要なものは、人生にも必要。
『ミニヴァー夫人』(1942年/アメリカ)。
買い物依存性の女性の話かと思ってたらまさかの戦争映画だった。
それでも描かれているのは「ミニヴァーさん家」とその周辺が殆どだけど。
息子の飛行機の音に祈る時「誰しも同じ」だと、どうして思えないんだろう。
明日も「映画」の予定。
記憶が鮮明なうちに、年末年始に観た玉石混淆の数々をささっと。