前回はどれもイマイチでほんとに備忘録としてだけ書いたんだけど。
今回の4作品はそれぞれに見応えあり。
『緑園の天使』(1944年/アメリカ)。
なんていうか、観ている間も、観終わった後も、いい映画。
「人生を導くのは夢」って言葉が出てくるんだけど、本当にそうだと思う。
ジェイコブとパイがとっても可愛い。
『イヴの総て』(1950年/アメリカ)。
映画そのものも素晴らしいけれど、台詞がいちいちカッコいい。
「ピアノが自ら協奏曲は書かない」とか「僕らが仲直りをする話はどんな作家にも書けない」とか。
またベティ・デイヴィス祭りがしたくなった。
『西部戦線異状なし』(1930年/アメリカ)。
タイトルの意味がもう、「戦争」ってものをよく表しているな、と。
あと、気のいい古参兵とか、アイヒマンな郵便屋とか、人物描写も巧い。
そしてあのラストシーンは何度観てもやるせない。
『子鹿物語』(1946年/アメリカ)。
ざっくり言うと、「少年の成長物語」なんだけど。
そんなに畳み掛けなくても、そもそもいい子だし、立派に成長したと思う。
予想を超える、某アニメの激辛バージョン。
ところで、前回記事の終わりでスター・ウォーズのテレビ放映について書いた部分。
時系列的には飛び飛びではありませんでした。訂正。