安西先生…!! 麻雀がしたいです……

暇さえあれば（たいていある）映画『咲-Saki-』を観ている九月キモ水曜です。
と言っても飛ばし飛ばし、好きなシーン（主に久がらみ）をダイジェストで。

kugatsusuiyou.hateblo.jp

あ、今回は内容にガッツリ触れているので知りたくない方はご注意を。

まずはそれぞれの予選のシーンで、すっごい安い手でサッと上がる久、高い手を揃えていた相手校女子が手牌をグシャってするとことか、好き。

そして「あたしにとっての夏のインターハイは一回きりなの」を聞くたび灼の「はるちゃんをインハイに連れて行く」を思い出してどっちを応援すればいいんだ！ってなるけどそっか、灼は全国に”連れて行く”が目的だから優勝は久でいいよね。（←？）

「通らないな、ロン」
中堅戦、地獄単騎からのめくり牌を指でピーンて空中高く弾いて（マナー違反）「ツモ」びしっバーン！
に何度もシビれる。（僕の一番お気に入りのシーン。）
「という事で、1位になっといたから」くうぅ、どこまでもついていきます、キャプテン！

その直後の副将戦開始前、透華が原村を追うカメラに映ろうと必死なシーンと、エトペンを届けにきた咲が帰り際心配そうにしているのを見て原村が左腕をグッと挙げてみせるシーンも好き。

そしてこの副将戦前半は透華の一人舞台、オーラスまで全然麻雀に集中しないで原村のパーフェクトペースにやっと気づいたら今度は目立つ為に必要のないリーチをかけ「いらっしゃいまし！」でツモ上がり。
更に目立ち上がり（？）しようと息巻いていたところにステルスモードの東横リーチに気づかずに振り込んでしまう。

WHY？ステルスモード？となっているところへ回想（説明）が始まるんだけど、ここは一度見れば十分なのでサクッと次へ。

「ロン」
「私の牌が見えるっすか？」
「見えるとか、見えないとか、そんなオカルトありえません」
で原村がアッサリ和了。副将戦も終了。

そして大将戦前半、開始直後から2連続嶺上開花（リンシャンカイホウ）だの槍槓（チャンカン）だの槍槓未遂だのを咲と加治木がやり合ってたら「無聊を託つ」とか言い出した天江が今度は2連続海底撈月（ハイテイラオユエ）。

何とか3連続は回避しようと加治木が聴牌を捨てて咲に差し込んで（安い上がり）、その次に自身が池田の牌をロンして12000点和了。よし、「この親番は大切に」と加治木が意気込んだところで天江がなんかオーラ？みたいな波を放ったときに咲と加治木はその異変に気づいたのに池田ひとり蚊帳の外wwwていう展開のあと更に天江に12000点振り込んでしまう流れが悲しい。。

そこから後半戦開始まで飛んで、この映画で僕が二番目に好きな場面への布石、池田が天江にボコボコにされ始める。（この映画で始めて武田玲奈知ったんだけど、このコ表情がいいんだよね。おかげで『人狼』とか見ちゃってるし。）

気づけば池田（風越）の持ち点は0。ルール的に大雑把に言うとここで池田を上がらせないと天江（龍門渕）優勝の可能性が増してしまう。
崖っぷち池田（まあ咲も加治木もだけど）3巡目で聴牌、ドラも4枚あって和了さえすれば高い手なのに役が無い、役が無いならリーチをかければいいんだけど持ち点0だからリーチに必要な供託（千点）も無い。

と、ここで池田の上がり牌であるローピンを咲がポン。
あっ、これは…

当然の如く次の巡で咲はカン→リンシャン→ローピン（ここで控室「いやいや、それだとウチが負けになっちゃうでしょ」と優希を窘める久、好き）で「もう一個、カン」。
「るろ、ロン！」ってなる池田もカワイイ。

そう、すべては役の無い池田が槍槓（これ自体が役）で上がる為の咲の戦略だった！
マジここ好き。
「咲が…差し込んだ」うんうん、ビックリだよね、久。

「にゃあぁぁーー！」で息を吹き返した池田の「リーチせずにはいられないな！リーチだし！」と「そろそろ混ぜろよ」そこから飛んで咲の「うん、勝つよ」まで聴いたらオーラス再び池田、四暗刻単騎に「出直してきな！」でツモ切り（カッコいい！）、ラスト咲が数え役満で和了した後そっと伏せた加治木の手牌が国士の聴牌（超カッコいい！）を観て「衣を特別から解放してくれた、清澄のリンシャン使いに感謝ですわ」（透華いいヤツ！）で〆。