What’s up?

日々がたとえ繰り返しだとしても、僕はそれを愛しているんだ。

漫画を読んでました。

昨年、降って湧いたCOVID-19により「店舗から日用品の一部が一定期間不足する」という騒動を目の当たりにして。

日頃から「ストックは絶対に切らさない」が信条のパートナーの用心が一層深くなり、僕の部屋の大半が日用品や非常食などの備蓄スペースとして占拠されることになって。

とは言え。
そもそも処分しようと思っていたアレコレや、無造作にモノが入れてある各部屋の押入れやクローゼットを整理すれば、多分、その備蓄の山の殆どは収納できるはず。

なので、暖かくなって、COVID-19が収束に向かったら、家全体を片付けよう、と、パートナーと誓い合った年の初め。

思いがけず四女を迎え、それによりストックの品数も増え、感染症は収束になんてまるで向かっていないけれど、春は来た。

と、言う事で。

4月の終わりから、徐々に片付けを進めていたんだけど。
うっかり、漫画本、に手を付けてしまい、もう、読み返す読み返す。

ただでさえ、いま持っている漫画は一軍中の一軍、何十年も繰り返してきた取捨選択の篩に残り続けた名作ばかりなのに、それを更に削ろうとして、逆に熟読、堪能。
(そこから謎の勢いがついて、絶対に手放さないと決めているタイトルにまで手が伸び、突然の大漫画再読会へ。)

今回、処分候補とした山岸涼子・森川久美両名が「やっぱり手放せない」となったのはやはりな、だったんだけど(ではなぜ?)。

ほぼ捨てる気、最後の流し読み、のつもりだった『結界師』が、「やっぱり好きなんだよな」と。

ところどころ、なんというか「粗い」し、流れが悪かったり、ダレたりするんだけど、あの漫画の根本にある「悲しさ」みたいなものが好きなんだよなあ。

と、エラそうに書いているのに、実は13巻までしか持ってなかったりする。
(当時、黒芒楼編とその後の新章との落差がちょっと受け入れられなくて、続きを買わなかった。)

逆に、これを機に(?)残りも買ってもらおうかな…。



いつか、全巻読んだら。
きっと、感想を。