聴きたい曲を、聴きたい時に、小1時間。
『BEST BEST BEST 1984-1988』吉川晃司(2005年)
何もかもが君のせいさ1984
1 [モニカ]
言わずと知れたデビュー曲。
初めて聴いたときは殆ど何言ってるのか分からなかったけれど。
いやあ、カッコいい。
もう、恥ずかしいくらいにカッコいい。
2 [サヨナラは八月のララバイ]
1stの勢いそのまま、カッコ良さそのままで。
ドライに切ない2ndシングル。
「泣かないでくれ」の歌い方が好き。
3 [LA VIE EN ROSE]
シンセドラムとビキバキベースに腰も砕ける3rdシングル。
アタマから終わりまで、何から何までso cool。
さすがの大沢誉志幸。
「なんて危険な退屈だろう」
これは僕の「生涯ベスト100」でかなりの上位。
11 [ポラロイドの夏]
2ndアルバム『LA VIE EN ROSE』収録の圧倒的名曲。
“シャレたポップスのど天才”原田真二(曲)と”めくるめくおニャン子クラブの名曲には彼女あり”だった麻生圭子(詞)の二人が手掛けて素敵にならないはずがない。
そして今は亡き大村雅朗。
これ好き!って思ったアレンジのクレジットは殆どが彼だったな。
「生涯ベスト100」もちろんランクイン。
ダンスで夏を抱きしめて1985
4 [You Gotta Chance 〜ダンスで夏を抱きしめて〜]
「街中を淡いブルーに変えた」サングラスをはずした4thシングル。
彼の頂点は、きっとココ。
「ダンスのきみはもう振り向かない」
波は途切れないけれど、同じ波は二度とは来ない。
5 [にくまれそうなNEWフェイス]
僕の中では漫画『TO-Y』と一番リンクしていた5thシングル。
と、いうことを確認するためだけに今夜久し振りに聴いたけれど。
やっぱり。
1985年の吉川晃司、だから売れたけど。
歌そのものは空っぽだな。
6 [RAIN-DANCEがきこえる]
夕日の最後の煌めきのような6thシングル。
この後も発表されればシングルはしばらく聞いたけど。
アルバムを聞くことはもうなくなった。
パラシュートが落ちた夏
『INNOCENT SKY』よりも『パラシュートが落ちた夏』を入れてくれよ、と。
ずっと大人になって”こなれた”吉川よりも断然この頃がイイ。
「瞬間」は永遠。
それは、変わるから、なのか。
変わらないから、なのか。