What’s up?

日々がたとえ繰り返しだとしても、僕はそれを愛しているんだ。

宇宙を駆け過ぎるサイキックよだか

かなり前の話になるけれど。

Netflixのマイリストの中に『宇宙を駆けるよだか』というタイトルを見つけて。
(パートナーが登録していた。)

あゆみは長年の恋が実り、今日はうれしい初デート。赤く染まった月が昇る空の下、あゆみと同じクラスの然子は恐ろしい計画を成し遂げようとしていた。

という、タイトルと、このあらすじと、数話分の画像やキャプション(斜め読み)から。

明るくて可愛い主人公と醜い容姿を持つクラスメイトが入れ替わった後、一時的に元・不器量は我が世の春を謳歌するが、外見だけでなく内面にも問題アリだった元・不器量の立場は次第に入れ替わり前のような状態に戻っていく。

対照的に元・可愛子はそもそもの気立ての良さから外見のハンデを物ともせず、不器量になってもなお味方でいてくれた男友達はおろか、元・不器量に奪われたはずの恋人までもが元・可愛子のところへ戻ってくる。

それを知った元・不器量は怒り狂い、やがてその身に超能力を宿し、去って行った恋人をサイキックパワーで殺してしまう。

もうこうなったら全人類を滅ぼしてやろう、と闇堕ちし更に力を増す元・不器量はまず元・可愛子を亡き者にしようと探し出し追い詰めるが、既の所でそれを阻もうと駆けつけた男友達にも超能力が宿る。

ここから元・不器量と男友達との超能力対決が始まり、周辺の都市が幾つか破壊され、それによって天変地異が起こり、遂には男友達が敗れ去ってしまう。

その決戦の後、ずっと味方でいてくれた男友達を喪った悲しみから元・可愛子にも強大な超能力が宿り、二人が死闘を繰り広げている最中、巨大な隕石が刻一刻と地球に近づいてくる。

死力を尽くして戦う中でお互いの悩みや本心を分かり合えた二人は、最後の力を振り絞って地球を救うべく巨大隕石に立ち向かうが、最後の最後で元・可愛子を庇って元・不器量は命を落とし、青い星になる。

っていうような話なんだろうな、と勝手に思って。
視聴済のパートナーに訊いてみたら全くそんな話じゃなくて、何だかもっと良い話っぽかった。

...
まあ、あれだな。
赤く染まった月、とかってワードから『海の闇、月の影』なんかを連想して。

海の闇、月の影 文庫版 コミック 全11巻完結セット (小学館文庫)

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よだか、ってワードからはやっぱり『よだかの星』を連想して。

よだかの星 (日本の童話名作選)

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宇宙を駆ける、ってワードからは壮大な?スケール感?なんかを想像して。

...
まあ結局。
もう一度(?)、『宇宙を駆けるよだか』を観る気はしないな。

という話。