What’s up?

日々がたとえ繰り返しだとしても、僕はそれを愛しているんだ。

ビバB級 ! ビバ80’s ! ビバ『ファイナル・ガールズ』!

久々にブログチャレンジでもやろうかな、と軽い気持ちでこの「2017年一番良かった《映画・ドラマ・アニメ》」というお題を見つけたのがちょうど一週間まえ。
そして人様の目に触れてしまう可能性が高いのなら全力でやろう、と、各ジャンル毎に「今年観た作品」を篩にかけ、『DRIFTERS』と『ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ』の2作に絞り込んだ。
kugatsusuiyou.hateblo.jp

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結果『DRIFTERS』はまだ完結していないのと『ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ』がハイクオリティ且つ由緒正しいB級映画だというのにその知名度が低くてもったいない、という理由から後者に決めた。

ちなみに。
重箱の隅が気になってしょうがない人はドント・ルック。

『ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ』(2015年/アメリカ)。
とにかく全てがアイデアとディテールの勝利。

「映画の中に入り込んでしまった」登場人物たちが様々なピンチを『13日の金曜日』や『エルム街の悪夢』なんかを下敷きにした「映画あるある」で乗り越えていくんだけど、それが本当に楽しめる。
劇中映画『血まみれのキャンプ場』キャストの80年代なノリっぷり(ティナだけでも見て!)もいいし、主人公たちの「そうくるとは!」な機転の利かせかたなんかも超ナイス。

さらに友情、親子愛なんかも盛り込みつつ、最後の最後まできっちり「お約束」で落としてくれる。
作り手の映画愛が伝わってくるような名作。
本当にお薦めです。

 

ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ [DVD]

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冒頭のドライブシーン。
よそ見運転は、絶対にダメ。