本
誕生月なので。 いろいろ浮っついているのと。 子供たち(ワンコ)の病院やらお世話やら、で。 もう15日。 という書き出しを、明日、避けたいが為の、今夜。 だけでも、無いけど。 太陽の子 (角川文庫)作者:灰谷 健次郎KADOKAWAAmazon うん。 やっぱりまだ、…
前回の更新でだいぶ暖かくなってきたし、って書いた途端。 十寒一温みたいな日々が続いて。 かと思えば。 ここ数日は、ほとんど夏日。あちぃ。 でもまあこのくらいなら、寒いよりはずっといい。 で。 この数週間、長らく冷めていた読書熱が不意に再燃して。 …
米軍に占領された沖縄の小さな島で、 事件は起こった。 少年は復讐に立ち上がる── 悲しみ・憎悪・羞恥・罪悪感…… 戦争で刻まれた記憶が、 60年の時を超えて交錯する。(帯紙より) 眼の奥の森[新装版] [ 目取真俊 ]価格: 1980 円楽天で詳細を見る 『眼の奥…
「完結したら買ってね」とお願いしていた『ハイキュー!!』全45巻が土曜日に届き。 そりゃもう読まずにはいられず。 (いちおう、先週のFXは週単位で見ればプラス。 現在は23:30を回ったところからどんどんマイナス。) で。 土曜深夜から今日の夕方までの家…
またひとり。 豊かで、濃やかで、美しい図書館が燃えた。 昨晩、高山真さんが亡くなられた、と、明智抄さんの時と同じくTwitterのトレンドに名前を見つけ、その訃報を知った。 makototakayama.hatenablog.com www.lovepiececlub.com お会いした事は勿論ない…
9月18日。その名をTwitterのトレンドに見つけ、明智抄さんの死を知った。 驚いた。暫く茫然となった。 ああ、これで、もう完全に、新しい物語は読めなくなった… あのユーモアも、あの残酷も、あの知も、あの美も、痛みも焦燥も、赦しも祝福も… 僕の大好きな…
17世紀、ひとりの数学者が謎に満ちた言葉を残した。「私はこの命題の真に驚くべき証明をもっているが、余白が狭すぎるのでここに記すことはできない」以後、あまりにも有名になったこの数学界最大の超難問「フェルマーの最終定理」への挑戦が始まったが──。…
続・その魅力が、3割方伝わればいい。 kugatsusuiyou.hateblo.jp kugatsusuiyou.hateblo.jp kugatsusuiyou.hateblo.jp kugatsusuiyou.hateblo.jp では。 明智抄シリーズ、最終回。 瘴気がヒトを狂わせ災いをなす 『パンドラ』 前編・後編の2巻からなるハート…
映画観て、本読んで、録画したテレビ観て、音楽聴いて。 という優雅だった僕のフリータイムに昨年11月「ブログ」を入れ込み(しかも毎日)、替わりに削った時間は主に読書だったんだけど。 それでも少しずつ他も削り、小説も漫画も何冊かは読んでいた。 けれ…
ずっと読み返してはいた。 今日こそは書こう、と、何度も。 だけど例によって例のごとく、キーが進まない。 kugatsusuiyou.hateblo.jp kugatsusuiyou.hateblo.jp kugatsusuiyou.hateblo.jp で。 決めた。 明智抄の作品とその魅力を余すところなく伝えたい、…
『攻殻』シリーズ視聴は既に2nd GIGの13話まで来ているけれど。 僕自身予想していた通り、記事が全く進んでいない。 というか。 S.A.C(1期)観終わってすぐ、久々の興奮そのままにかなりの長文感想を書き散らしてはいたんだけど。 文章としての出来はともか…
前回の記事からそんなに間を空けないつもりだったのに、書いては消し読み返しては泣きすることほぼ1ヶ月。 kugatsusuiyou.hateblo.jp kugatsusuiyou.hateblo.jp 程度の差こそあれ、どの作品もこんなにフザケているのに、彼女の物語は何故こんなにも胸を打つ…
マークはこのごろ、すごくへんだ。おれが見てないと思うと、長い間、じっとおれを見つめてる。目の前にいる見知らぬやつの中に、昔のブライヨンの面影を捜しだそうとしてるみたいに。おれがだれなのか、さぐりだそうとしてるみたいに。(本文より抜粋) さよ…
投げっぱなしの色々なシリーズ(?)も少しずつ回収していこう、と。まずは”紙一重の天才”明智抄から。 kugatsusuiyou.hateblo.jp とは言え所蔵作品(小説と自費出版本以外)は全部やろうと思っているのでこれもきっと長丁場は必至。 ブスは女性としての権利…
僕のパートナーは、本とCD(と酒)は割といくらでも買ってくれる。先月ここで「ポチりたい」と零していた『GANGSTA.』も実はそのあとすぐに買ってくれていた(コミック1-7巻セットの方)。 kugatsusuiyou.hateblo.jp そうして、未読の本の山が堆くなっていく…
「本」カテゴリ前々回(あるいは「ブログチャレンジ」前回)の「マンガ」についての記事、お題を選んだ瞬間は全然違う漫画(というか漫画家)について書くつもりだったんだけど、書き始めて暫くして「これ、今日中には終わらないな」と思って急遽、この3作品…
オートバイ って言わないんだぜなんて言うの?バイクさ 『ボビーに首ったけ』片岡義男。現在の僕に繋がる趣味嗜好の原型はだいたい13歳くらいで出来上がったと思うんだけど、その根幹の割と大きな部分を「片岡義男」が占めている。影響、という意味だけで言…
お題「マンガ」 現在「不屈の一目置かれるkugatsusuiyou」の二つ名が、このチャレンジでより格好良くなるのか、はたまたやや残念になってしまうのか。 という懸念は横に置いておいて。選んだお題は「マンガ」。また読みたいなあ、と最近思っている短編1作と…
「『悪魔』というのを本で調べたが、一番それに近い生物は、やはり人間だと思うぞ」大好きなミギー、僕もそう思うぞ。 『寄生獣』岩明均(1988年〜1995年)。 「ジャンプとキセイジュウ、どっちにします?」出鱈目に飲んで、色んな部屋で寝て起きて、記憶もお…
「一番好きな本は?」と訊かれると答えに詰まるけれど、「一番好きな作家は?」と訊かれれば、僕は即答できる。開高健だ。とは言え、僕は読んだ本の冊数もそんなに多くないし、読んだ作家の人数もきっとたいしたことはない。(なのでその中の一番と言ったと…