What’s up?

日々がたとえ繰り返しだとしても、僕はそれを愛しているんだ。

宛先不明

someday

もう余り残ってはいない燃料で 走る夜の中は不思議に 叶わなかったものだらけの届かなかったものだらけの そう言えばそう言ってしまえば 僕の馬鹿な願いが少しは 叶いそうな気がして届きそうな気がして 往き過ぎるこの夜は あの夜だね 風に残像が揺れて これ…

アマデウス

鳥の声 虫の音巡る季節途切れた夢の在処 酔いは甘く僕を溶かす 面影をゆっくりと砕く 響く鈍く捨てたはずの痛み いつかの青いギター音階を探す饒舌な沈黙どうせ整えられる記憶 井の中で 意のままに巡る自意識嗤う凡庸の神々 光の矢が僕を貫く 振り向くかげろ…

スリー・トゥー・ワン

3、2、1 GO!って合図で飛び出せこの場所をさ飛び出せ酔ってハイならいいんだきっと天使もそう言う スモーキースコッチで乾杯この夜にさ乾杯甘い余韻のティーチャー教の庭にもはや幾年 叩く鍵盤から溢れるのは音よりも僕は言葉で覚えたてのコードを鳴らせば灼…

七夕

笹の葉 きらきら落ちる陽を受けて 遠い日 短冊無邪気な夢を見てた 時は削り取っていくばかりか残るのは思い出に似たまぼろしか 蝉の音 みんみん首筋に染みて 夏の日 はしゃいだ帰り道の永遠 伸ばせば届きそうだった星々今はもう遠ざかっていくばかりか やが…

ロコモーション

夏だって呼ばれて老いも若きもドゥ・ザ・ロコモーションHEY!野性のままに踊れ未来は手付かずでまだそこらじゅうに転がってる 一巡どころか巡り巡ってドゥ・ザ・ロコモーションHEY!楽しめばいいじゃん終わるまでは僕らの時間さ誰に遠慮もいらない カモン カモ…

不在

伝えられなかった心は 何処か 遠くを巡る 心は瞬間を信じない 行き場を失った言葉は そのまま スライドして次の場面へ 言葉は瞬間だけを欲しがる じゃあ、って 自問自答 いや、分かってる 身勝手 泣きたくなるって気持ち そう言えば 忘れてたな そう言えば …

偽証

自分 と 向き合うのは怖い? もう埋めた記憶 を 掘り返してどうなるんだって a.病には治療を。 「もう、よく憶えてないよ」 その部分、 思い出そうとするとね 凍るような感覚 全然 終わってなんかないんだよ b.解り易く文章化を。 どれだけの違和感と どうや…

永宵

陽が沈む瞬間の 影絵のような宵の 不思議と不安と 夢見るような胸に 似合う音楽を 探し続けているんだ 見つけられないから また歌うんだ 配分を間違えた 乱暴な酔いで 震える言葉を 探し続けているんだ 見つけられないから また呷るんだ 遮断機の明滅に 切っ…

負けっぱなし

自分を変えることは 負けることだと思っていた 世界に僕しか居ず 僕しか感じられなかった頃は いまは、思う 自分を変えることは 誰かの思いに応えることだと 優しさには優しさを 思い遣りには思い遣りを 頑張れ 憎しみで胸が潰れても 悔しさに全身が震えても…

僕は神を見ない

幕を引くのは僕 そんな勝手を誰にも許さない 神を測るのは僕 どんな単位で? 笑って訊かれそうだ 何も分からないけど きっと生まれつき傲慢なんだ ほら、無期限の免罪符さ って 繰り返す道化 毒だらけの舌 スイスばりの ロンダリング・ワード 「愛しているよ…

laugh

惨めな夜を跡形もなく 切り刻んでグラスの底 捨てた祈りも 捨てられない物語も 混ぜ込んで溶かして バカとウソのカタマリだって そんな言葉がいまさら何 振り子は振れて 弾かれて飛び散るんだ 望んだバッドトリップ 嗤え そうしたかったんだろう? 無い物ねだ…

対岸まで

いまはまだ頑なにひとり 誰ともまだ何も共有したくない 極上のポップスの軽い鮮やかさで 僕はただ僕の答えが知りたい 音の海溺れながら 対岸まで泳ぎきる それだけ 欠片を捜す僕がきみは嫌いだろうね 僕はただ僕の答えが知りたい 時間を僅かな名残りと引き替…

時々マボロシ

日常、日常、ユメ現実、現実、時々マボロシ 知ってるんだ段々言葉は力を失ってきてる 切れ端を掴んでデタラメなメロディ口ずさんで 進んで、進んで、止まって前方、後方、時々おんなじ だからもう迷うのも悩むのもやめた 戦闘機が買えるくらいのはした金なら…

サンキュー・ミュージック

好きか嫌いかで生きているから嘘もホントも僕には同じ サンキュー・サンキュー・ミュージック必要なことはここから学んだ でもさ、どこかの少年少女親や学校でしか学べないことも結構あるかもよ? サンキュー・サンキュー・ミュージックどちらかと言えばアフ…

ほとんど本当

時折、真夜中弾かれたように夢で起きる抱え込んだ憎しみのフラッシュ・バック出口など求めていない呼吸のような嘘ならもうほとんど本当 時々、誰かの悲鳴を肴に酔い潰れる雑音で聞き取れないサッド・ソングかつてそれは僕でもあった正真正銘の失意研ぎ澄まし…

故郷(ふるさと)の空

故郷を持たずに歩く心には青い空がある 口ずさむ歌は夏の歌で向日葵が揺れる 幼い頃の憧憬に母と空がある空は母の形に切り取られ母は空を背負って 僕を呼ぶ 日差しの強さかあるいは心の焼け焦げか母の笑い顔は濃いシルエットになる 故郷を持たずに歩く心には…

夢の島

文章は呼吸心はまだ疼いている 反比例の饒舌死に物狂いの息継ぎ 汗だくで弾かれて起きる夜更け「この夢はいつかは終わる」 言い聞かせて言い聞かせてここまで来たどんな腕に護られていても 無意識の憎悪僕はまだ疼いている 何をどこへどれだけ埋めたかしれな…

そして歌は続く

DVDの電源をオンしてスロットに滑り込ませるONCかき鳴らしてやり切れないdays 歓声その向こうで手を振る 何処へでもいい連れて行って暗転にイントロとシルエット即ち忽ち動き出すmy girl 歌は続く全盛期の前世紀の 輝きを留めてイコール忘れられない瞬間だら…

無敵

そうだな小学校なんて楽勝だった中学もまあまあ ......分かってるよ 高校はなんとなくそれよりも 聞いてくれよゲーセンでゼビウスのランキングずっと1位だったんだぜ ...分かってるよ 格ゲーも負けたことなんてないんだ練習以外な 分かってるよ スッパリとは…

さよなら、プルート

太陽系の果てを太陽系しか知らず ただ廻る 与えられた生を与えられたままに ただ生きる 付けられた名はそれだけのこと 分けられた別はそれだけのこと 奪われるまで 奪われても 自身はただ自身 さよなら、プルート 忘れ去られても見返られなくても 存在はお前…

深海図書館

放課後僕の好きだった 背表紙を読む物語も偉人も出来事もそこに潜む軋む椅子の音何処かで覚書の鉛が文字に変わる 色取り取りの紙の上兵隊の整列のようなサーカスのブランコのような ときに観客は去り読みかけの頁に戯れる風 宵闇僕の好きな 静寂と秘密不思議…

大富豪

僕は詩を書く。そのほとんどは恋愛詩で、完結していて、行き場がある。 新しく作成したカテゴリ「宛先不明」は。何処にも行き場がない詩や、詩とも呼べない様な断片(だけどもうそれはそれ以上続きを持っていない気がする)や、その他、分類不能な文章たちの…